季節は冬…。薄暗い森…。
毎年この時期になると五飛王子がやってくる。
何故…!? それは分からない。
「フッ…。やはり寒いな」
キザなセリフをはいて五飛王子は雪のふとんに倒れた。
「あっ!あそこに死体がっ!」
「いえーい!!えものっ!えものっっ!!」
ちっちゃい小人がやってきて騒ぎだした。
そして、その小人7人は五飛王子を小屋に運び入れた。
「今日は2人も拾ってしまった」
「しばらく食うに困らないぞー!」
そう言って小人達は、ご飯に使うダシを取りに出ていった。
五飛王子は温かさのあまり、とけた。
辺りを見回り、五飛王子はふと気づいたのだった。
そこにある、光り物(?)に……。
近寄ってみると、かすみ草のような女(?)が眠っていた。
美しく、そして可愛いそれに体が勝手に引き寄せられた。
無意識のうちに抱き起こし、そっとキスをした。
…しばらく時が流れた…
2人は見つめ合っていた。…さっきのキスで目覚めたのだ。
名前はトロワ白雪。
「ここは危ない。一緒に逃げるぞ」
2人は去っていった。
帰ってきた小人達。えものがないのに気づいた。
「さがせさがせー!!」
…その後の小人達の運命は誰も知らない。
が、とりあえずえものにされた2人は幸せだったらしい…。
…五飛王子はかすみ草好きだった。
*** END ***
■ 投稿者の方からのメッセージ ■
ゆー:初めてだったのでよく分からないけど、なんか、とてつもない話になってしまいました。
ごめんなさい。(ちなみに五飛ファン。たぶん…)
きみ:実は2人で書いていました(笑)。
楽しかったです。でも、小人悪者…です。ごめんなさい(;_;)。
別件ですが、今度必ず謝りにいきます(-_-;)。
ゆきみ:楽しみ、爆笑しながら書きました。
なんなんだ!この白雪姫は!!って感じです。
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