ウワサの美人(爆)という異名まで持ってしまうほどに美しいトロワかぐや姫。
中東の王子サマ・カトル、アメリカの大統領(?)・デュオ、星の王子様・ヒイロからのプロポーズはしっかり断っていた。
なぜかって?
カトルは統率力はあるけどプロポーズとなると迫力がない、デュオはアメリカンで軽口たたくしで信用ならない、ヒイロの場合、婚約者にリリーナ姫がいるというのに解消してアタックするわでトロワはうんざりしていたからだ。
そんな時、中国の皇帝・五飛が単身、いきなり庭に現れた。
「五飛皇帝!!どうやってここまで来たのだ?」
「決まっているだろう、海を渡って走ってきた。」
「う、海を渡った?側近はどうした?」
「あんな軟弱な側近は必要ない!!むしろ邪魔だ。」
あまりの言いように絶句するトロワ。
「率直に言わせてもらう。俺はお前をいただきに来た。
お前の保護者には用はない。このまま連れ去る。」
「え、っておい!!門番はどうした?」
「生命活動を止めてやった。邪魔者はいない。」
「……殺したのか?すぐに誰かが見つけるぞ。」
「俺が正義だ!俺のすることは正しい!!」
五飛は呆然とするトロワを縁側から引きずりおろし、そのまま脇に抱えて連れ去ってしまった。
その後、二人は無人島で暮らしているところを漂流者に発見された。
*** END ***
■ 投稿者の方からのメッセージ ■
またやりました…。
なんか、中途半端にギャグ入ってます。
でも、私アクション&ギャグすきなんで。
連れ去りネタ二連続でスミマセン。
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