ヒイロ王子が監視のため単独で国境付近を見回っていると、森はずれに不審なものを発見しました。馬を下りて近づくと、ガラスの棺に横たわる美しいトロワ姫の姿がありました。
ヒイロ王子は手荒く平手打ちで起こすとこう言いました。
「ここで何をしている。おまえは隣国のスパイか。」
急に眠りから覚めたトロワ姫は、何が何やらわかりません。美しい碧の瞳をただただ見瞠るばかりです。
「いいだろう。城でゆっくり身元調査してやる。来い。」
トロワ姫は後ろ手に縛られ、馬にくくりつけられた後、城へと曳かれて行きました。
*** END ***
■ 投稿者の方からのメッセージ ■
すみません。白雪姫のトロワ、なんて美しすぎて可愛すぎて。非道くされるトロワって大好きなんです。城での身体検査もとい、身元調査なんてどんなひどい事をされるんでしょう。私って腐ってるかも知れません。
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