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トロワ姫と愉快な仲間たち 《 投稿作品 vol.3 》 |
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作品名 : トロワ"ジュリエット"姫と"ロミオ"王子様 |
王子様 : カトル | | 投稿者 : やまだ灰猫 さん |
AC195年(パラレル・笑)。
完全平和主義者の家に育ったカトルは、とあるパーチィで生涯忘れられぬ出合いをする…
カレは誰と踊る風でもなくただひっそりと窓際に立っているだけだったが、カトルの目はそこに囚われて動く事さえ出来ないのだった。瞬間、見つめ合う二人…目と目が合ったらみ〜らく〜る♪(古!)運命の恋が今始まる……←マジ?
コロニーのお偉いサンチの跡取りのカトルとOZの総帥・トレーズの実弟であるトロワは決して結ばれる事ない二人なのね!
それで、一目惚れしたカトル(以下、坊)が、トロワに超アタック掛けるんだけど、今一つはっきりした返事が貰えないのね。
(それは相手がトロワだからな…情熱とか熱情とか持ち合わせてんのか?>トロワ……;;
そんなトロワ(以下、姫)だったが、ココロのどこかで坊に惹かれている自分を感じ始めていた。
ある熱帯夜、窓の外から聞こえて来る調子っぱずれな歌声が…その声は確かに聞き覚えがある…!!露台から身を乗り出して確認する姫、吟遊詩人の変装がとてもウソ臭い坊がそこにはいるのでした。(かなり本来のロミジュリとはずれて来ていますか?;;)
「…カトル、なんでお前はカトルなんだ?」
(多分、それは姫の吟遊詩人コスプレに対する素朴な疑問ね!!)
「ああ!トロワ!!逢いたかったよ((◯(><)◯))
…待ってて!今そっちへ行くから!!」
徐に木を登り始める坊、でも運動神経とかかなりキテるから、半分も届かないうちに木から落ちるの。
「…!うあぁぁ?!」
「カトル!!」
姫、徐に坊の救出へ……ドレスの裾を翻しバルコニーから飛び下りると、木からずり落ちて来る坊をしっかと受け止めるのでありました。(本末転倒してるぞ>坊…;;
「大丈夫か?」
「トロワ……逢いたかったよ!!」
ひっしとしがみつくのは坊の方で、そうゆーもんかなぁ…とされるがままに抱きかえすトロワ。何となく、相思相愛ってゆー気もするにはするけど、この後、見事に心中かましそうな気配はありません(^^;
さて、どうなるかはまたのお楽しみ(^^)←って、をい!続くんかい!?
本日のところはこれにて…。
(※こんなんですが、おれはカトルファン)
*** END ***
■ from 管理人 ■
楽しいお話を、どうもありがとうございます。
確かにロミオとジュリエットは心中してしまいますけれども、私はハッピーエンドのほうが好きですので、この二人のように心中する気配が無いというのも、幸せで素敵なことだと思います(^-^)
それにしても、ただひっそりと窓際に立っているだけでも、動くことさえ出来なくなってしまう程カトルの心を捉えてしまうとは、さすがはトロワですね(^-^)(笑)。トロワに超アタックを掛けるカトルの姿を是非、見てみたいです。どんなアタック方法なのでしょうか?トロワが素朴な疑問を抱いてしまった程のカトルの吟遊詩人の変装も、非常に興味深いです(笑)。
このお話、続きがあるのですよね?(笑)このお話の続きを、楽しみにお待ちしております(*^-^*)
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